2021年9月8日水曜日

著作権Q&A公開のお知らせ

 医学メディアセンター著作権ヘルプデスクでは、これまでにいただいた著作権に関するご相談内容をQ&Aにまとめて公開しました。

著作権Q&Aにないご相談やご不明な点がございましたら、著作権ヘルプデスクまでお問い合わせください。

著作権Q&A
https://www.mnc.toho-u.ac.jp/mc/mnc_copyright_qa.php

2021年3月8日月曜日

著作権法の一部を改正する法律案の閣議決定について

3月5日(金)、「著作権法の一部を改正する法律案」が閣議決定されました。

著作物等の公正な利用を図るとともに著作権等の適切な保護に資するため、図書館等が著作物等の公衆送信等を行うことができるように規定を整備するとともに、放送同時配信等における著作物等の利用を放送等における利用と同様に円滑化するための措置を講じます。

今後は、文化庁著作権課にて、運用に向けた当事者間協議のための会議体が設置される予定です。


関係資料は、以下のURLに掲載されています。


第204回国会における文部科学省提出法律案(令和3年1月18日~)
https://www.mext.go.jp/b_menu/houan/an/detail/mext_00007.html

2021年1月8日金曜日

【注意喚起】違法ダウンロードの対象拡大 漫画・雑誌・論文も刑事罰に

教職員・学生 各位
                                                    医学メディアセンター 著作権ヘルプデスク
              
著作権法改正により令和3年1月1日から,違法にインターネット上に掲載された
著作物(侵害コンテンツ)のダウンロード規制の対象が,これまでの音楽・映像から
漫画,雑誌,小説,写真,論文,コンピュータープログラムなど全ての著作物に拡大
されました。

今回の改正は海賊版対策を目的としています。
インターネット上に違法にアップロードされたものと知りながら侵害コンテンツを
ダウンロードすると違法となり,刑事罰の対象となる場合があります。
つまり侵害コンテンツの利用者も法律違反となります

ダウンロードした者は,悪質な場合,2年以下の懲役か200万円以下の罰金,または
その両方が科されることがあります。

皆様におかれましては,著作物の適切な利用をよりいっそう心がけてください。

利用したいサイトが海賊版かどうか分からないなど,不明な点や判断に迷う場合などが
ありましたら,著作権ヘルプデスクへお問い合わせください。

問い合わせ先:著作権ヘルプデスク
Mail:mnc_copyright@ml.toho-u.jp
内線:2445,2467(※大森キャンパス)
担当:大谷,黛
著作権ヘルプデスクサイト


詳細サイト
・文化庁:令和3年1月1日施行 侵害コンテンツのダウンロード違法化について

・政府広報オンライン 暮らしに役立つ情報:
漫画、小説、写真、論文…海賊版と知りながら行うダウンロードは違法です!
令和3年1月から著作権法が変わります

2020年12月28日月曜日

【著作権ヘルプデスク】著作物の教育利用に関する関係者フォーラムが「改正著作権法第35条運用指針(令和3(2021)年度版)」を公表しました

 「著作物の教育利用に関する関係者フォーラム」は、「改正著作権法第35条運用指針(令和3(2021)年度版)」を公表しました。

2020年度限定で適用されることとなっていた「改正著作権法第35条運用指針(令和2(2020)年度版)」に代わって、2021年度からの本制度の本格実施に際して適用されるべきものとして、著作物の教育利用に関する関係者フォーラムで検討を重ね、決定されたものです。

大きな変更点としては、授業目的での著作物の利用にあたっての「必要と認められる限度」や「著作権者の利益を不当に害することとなる場合」について、基本となる考え方がより詳細に示されているほか、初等中等教育での具体的な授業の場面を想定した「学校等における典型的な利用例」が追加されています。

なお、去る12月18日には、補償金の指定管理団体である一般社団法人授業目的公衆送信補償金等管理協会(SARTRAS)が文化庁長官に認可申請していた補償金額が認可され、2021年度から本制度が本格実施されることが正式に決定しています。2021年度からの授業目的での著作物の利用に際しては今回公表された運用指針をご参照ください。

 

「改正著作権法第35条運用指針(令和3(2021)年度版)」を公表(著作物の教育利用に関する関係者フォーラム, 2020/12/24)
https://forum.sartras.or.jp/info/005/

改正著作権法第35条運用指針(令和3(2021)年度版)[PDF:40ページ]
https://forum.sartras.or.jp/wp-content/uploads/unyoshishin_20201221.pdf

2020年12月23日水曜日

【著作権ヘルプデスク】ポスター「著作権法35条改正をめぐる近年の動向」を掲示しました

著作権法35条改正をめぐる近年の動向をまとめたポスターを作成しました。


医学メディアセンター Communication Square(メディアセンター前の廊下)で

掲示しています。

掲示期間は,2020年12月22日(火)~2021年2月28日(日)を予定しています。

掲示しているポスターのPDF版を以下のURLからダウンロードできます。

こちらもご利用ください。

https://www.mnc.toho-u.ac.jp/mc/doc/mmc/copyrightposter_20201223.pdf

ポスターの画像イメージ




2020年6月26日金曜日

【著作権ヘルプデスク】改正著作権法が成立しました

海賊版対策を強化する改正著作権法が2020年6月5日、参院本会議で可決、成立しました。
インターネット上に無断で公開された著作物を違法だと知りながらダウンロードする行為を規制するもので、今回の改正で漫画や書籍、新聞、論文、ソフトウエアのプログラム等全ての著作物が規制の対象となりました。2021年1月1日に施行されます。

侵害コンテンツのダウンロード違法化に関するQ&A(基本的な考え方)  文化庁著作権課
https://www.bunka.go.jp/seisaku/chosakuken/hokaisei/r02_hokaisei/pdf/92080701_01.pdf

2020年4月28日火曜日

【著作権ヘルプデスク】「授業目的公衆送信補償金制度」が4月28日にスタートしました

ICTを活用した教育を推進する「授業目的公衆送信補償金制度」が4月28日にスタートしました。この制度は、補償金を支払うことによって授業の目的で必要と認められる範囲の著作物を公衆送信することができるものです。スタジオ型の遠隔授業やLMS等の遠隔授業、予習・復習のための著作物等の送信等が対象となります。
https://sartras.or.jp/

また、本制度を利用する際の届出方法についても公開されました。
https://sartras.or.jp/todokede/

2020年4月23日木曜日

【著作権ヘルプデスク】医学部医学科向けの著作物利用許諾契約(無償許諾)について

株式会社医学書院、株式会社南江堂、株式会社南山堂は、新型コロナウイルス感染症の拡大という緊急事態に伴い、従来は有償で許諾していた著作物の複製利用及び公衆送信利用を、一定期間(2021年3月31日まで)に限り、無償で許諾することになりました。
具体的には、著作権法第35条で規定されている教育機関による著作物の無許諾利用に加え、著作物の複製利用及び公衆送信利用に対して、無償で許諾するとのことです。

医学部医学科向けの著作物利用許諾契約(無償許諾)について
http://www.igaku-shoin.co.jp/misc/notice_medtextfree200413.html

2020年4月17日金曜日

【著作権ヘルプデスク】「改正著作権法第35条運用指針(令和2(2020)年度版)」が公表されました

「授業目的公衆送信補償金制度」が4月28日の改正著作権法施行によってスタートするのを前に、教育関係者、有識者、権利者で構成する「著作物の教育利用に関する関係者フォーラム」は、教育現場での著作物利用に関するガイドラインに当たる「改正著作権法第35条運用指針(令和2(2020)年度版)」を決定し、公表しました。

「改正著作権法第35条運用指針(令和2(2020)年度版)」を公表
https://forum.sartras.or.jp/info/004/

「授業目的公衆送信補償金制度」の今後の運用について(PDF)
https://forum.sartras.or.jp/wp-content/uploads/kongounyo.pdf

改正著作権法第35条運用指針(令和2(2020)年度版)
https://forum.sartras.or.jp/wp-content/uploads/unyoushishin2020.pdf

著作物の教育利用に関する関係者フォーラム
https://forum.sartras.or.jp/

2020年4月8日水曜日

【著作権ヘルプデスク】授業目的公衆送信補償金制度、令和2年度に限り「無償」で4月中に施行予定

平成30年の著作権法改正で創設された「授業目的公衆送信補償金制度」について,当初の予定を早め,令和2年4月中に施行されることとなりました。

学校の授業の過程における資料のインターネット送信については,従来は個別に権利者の許諾を得る必要がありましたが,この制度の施行により,個別の許諾を要することなく,様々な著作物をより円滑に利用できるようになります。

この制度は,学校の設置者が各分野の権利者団体で構成される「指定管理団体」に一括して補償金を支払うものですが,令和2年度に限り,補償金額を特例的に無償として認可申請を行うことが決定されています。今後,必要な所要の手続を経て,4月末頃に施行となる予定です。

授業目的公衆送信補償金制度の早期施行について(文化庁)
https://www.bunka.go.jp/seisaku/chosakuken/92169601.html

2020年度の特例として「授業目的公衆送信補償金制度」施行のための補償金の「無償」による認可申請を決定(一般社団法人授業目的公衆送信補償金等管理協会 SARTRAS)
https://sartras.or.jp/archives/20200406/

2020年4月7日火曜日

【著作権ヘルプデスク】文化庁、学校教育のICTを活用した著作物の円滑な利用を要請

文化庁著作権課は、著作権等管理事業者に対して新型コロナウイルス感染症対策に伴う各教育機関の臨時休校などにより、教育機関がICTを活用した遠隔指導や自習などさまざまな活動を実施する際の著作物の利用について、配慮をするよう要請しています。
この要請を受けて、一般社団法人授業目的公衆送信補償金等管理協会(SARTRAS)を構成する著作権等管理事業者及び関係団体ほか、複数の著作権等管理事業者が対応を表明しています。

新型コロナウィルス感染症対策に伴う学校教育におけるICTを活用した著作物の円滑な利用について(文化庁)
https://www.bunka.go.jp/seisaku/chosakuken/92080101.html

新型コロナウィルス感染症対策に伴う学校教育におけるICTを活用した著作物の円滑な利用について(一般社団法人授業目的公衆送信補償金等管理協会 SARTRAS)
https://sartras.or.jp/archives/200305/
https://sartras.or.jp/wp-content/uploads/200305_seimei.pdf